三鷹で買い物や他の用事を済ませた帰り、母の居るケアハウスに自転車で向かう途中、時々お世話になっていた八百屋さんの前を通りました。いつもと違って店頭から商品がすっかり消えて、おじさんが店を片付けていました。

笑顔の優しいおじさんです ここの八百屋さんは私がまだ20代の新米主婦だった頃から「安い八百屋さん」として有名でした。うちからはちょっと離れているし駅からも遠いので便利とは言えない場所ですが、今日のように三鷹から母のところに行く道筋にあるので、昨年夏以後はまたおつきあいが復活していました。
 秋に出回る紅玉リンゴは、他の店よりもずっと品が良かったのです。嬉しくてこのおじさんにもリンゴジャムを一瓶あげちゃいました。つい最近もジャム用のイチゴを買ったばかりだったのに。
 「やめちゃうんですか」という私の問いかけに
 「もう年だしね。これからは悠々自適、老後をたのしまにゃ。」というお返事。
 八百屋さんは朝も早いし、毎日お店をやっていくのはさぞ大変だっただろうと思います。
 「長い間、お世話になりました。」とお礼を言ったら
 「こちらこそ、ありがとうございました。」と深々と頭を下げてくれました。

 ブログに載せたいので写真を撮らせてください、というリクエストに「読んでくれる人にも、長い間有り難うございました、と伝えてください。」と言われちゃいました。
 このブログを見てくれる人で、もしも万が一・・・この小父さんから野菜や果物を買った人がいたら、それもすっごく嬉しいけれど、たぶん無理でしょう。

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