脳トレのために百ます計算をケアハウスに居る高齢者達に勧めているのは知っていました。母と同じユニットの方が、楽しそうにスタッフと答え合わせをしているのを見た事もありました。
昨日、母の所へ行ったら机の上に、やりかけの百ます計算用紙が置いてありました。母の文字で「部屋でやっても良い」と書いてあるのはどういう意味だったのか分かりませんが。
子供の頃に私自身がやった記憶は皆無なのですが、縦10×横10のますの左と上にそれぞれ数字をランダムに並べ、交差するところに足し算の答えを書いていくトレーニング。
左端と上端に書かれている数は一桁か二桁でも30以下、たぶん百ます計算でも簡単な部類だと思うのです。
昨日、日記を書いた後でそのやりかけをちょっと二人でやってみました。母は百ます計算のルールもおぼつかないようでしたし、二桁の数と一桁の数の足し算にも時間がかかり、そのうちに「何だか分からなくなって来たわ。頭が痛くなってきた」というので、無理強いはせずに帰ってきました。
今日も同じ紙が置いてあって、ふと見ると「1」とか「10」とか「2」なんていう簡単な数の列もあったので、
「お母さん、この列なら簡単よ。順番にやらなくても簡単な所から埋めていこうよ」と勧めました。
手伝いながら簡単な数字の部分を3列くらい埋められた今朝でした。
若い頃には父の会社の経理を手伝って給料や税金の計算もこなしていた母ですが、認知症を悲しむのはもうやめようと思います。母が負担に感じない程度に私自身も母との時間を楽しむ気持ちを大切にしたいと思うのです。




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