ベランダでガサガサと変な音がしているのはカラスが猫の餌を食べに来ているのかと思っていました。でも、そのガサガサが次第に激しくなって来たようなので様子を見に行ってビックリ。
半飼い猫のクロタが鳩を襲って辺りは鳩の羽だらけ、ベランダの床に倒れてもがいている鳩を尚もクロタが攻撃していたのでした。
慌ててベランダに出てクロタを遠ざけると鳩はグッタリして、後は私のなすがまま。クロタは未練がましく不満そうにニャーニャーわめきながらベランダの手すりから見下ろしています。そんなベランダでは鳩の様子を見る事も出来ないので猫小屋にあったクッションを出してその上に鳩を載せ、部屋に入れ窓はロックしちゃいました。
胸の辺りの毛をすっかり毟られて傷ついた鳩はグッタリしたまま。どうして良いか分からなくて、早朝でしたけど動物病院の先生に連絡しました。亡き愛犬たちが最期の頃、その先生が「夜中でも構いませんからお電話下さい。」と言って教えてくれた携帯番号にかけました。
私に鳩の様子を聞いた先生は「その状態では厳しいかもしれませんが、連れてきて下さい。」と言って下さったので、クッションとタオルにくるんで自転車の後ろかごに乗せて動物病院まで。着くまでの間にも死んでしまうんじゃないかと気が気ではなかったけれど、揺らさないように慎重に走行して連れて行きました。ついて籠からおろしてクッションごと抱き上げた時、胸の筋肉が上下するのを見た時にはちょっとホッとしました。
診療時間前の動物病院の入り口のインターホンで先生を呼び、やがて診察室に。
シンちゃんやボクちゃんがさんざんお世話になった診察台に小さな小さな鳩をのせて見ていただきました。クッションには血の跡も。一目見て「これは厳しいでしょう。クロタに襲われて弱ったと言うより、衰弱して弱っていたからクロタに攻撃されたのでしょう。普通、元気な鳩は猫になんか捕まりません。」と。
胸の真ん中にある胸骨が上からさわれる程痩せているのだそうです。そんな鳩に傷が膿まないように抗生剤と栄養剤を打ってくれて、うちでは看られないので・・・と言うとその鳩を預かってくれました。治療費も「野生動物の治療に費用はいただかない事になってます。」と言うのです。
「困ると何でも押しつけてごめんなさい。」とお詫びして、恐縮しながら戻ってきました。こんな都会だけれど、こんな風に時折自然の厳しさも垣間見させてくれます。あの鳩にも若く元気で楽しい時代があったのだと思う事にして自分を納得させている朝です。



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鳩も生きるのに必死なんですね。
やせていたんですね…。
自然界は厳しいですよね。。。
実家のにゃんこもごはんあげているにもかかわらずすずめちゃん狙ってましたよ…。。。習性だから仕方がないのかな…。
でも自然界ではお腹が空いてなかったら獲物はとらないんじゃ…?
それにしても動物病院の先生お優しいですね(>_
コゼットさんもにゃんこちゃんたちやインコさんたちを可愛がっているし、動物好きですよね。小動物を可愛がる人に悪人は居ないって思うのは短絡的過ぎるかも知れませんが。
以前に夫が人間にいじめられて木の枝から逆さ吊りにされていたカラスを助けて同じ動物病院に搬送した事があったんです。そのカラスは手当の甲斐無く死んじゃったのですが、死んだ時にはご連絡いただきました。今のところ昨日の鳩に関してはご連絡がないので、頑張っているのかなぁと期待しているのですけど。
>それにしても動物病院の先生お優しいですね
そうなんです。ずっと以前、愛犬たちが元気だった頃、もっと近くの別の動物病院にお世話になっていたのですが、隣家の奥様からの口コミでこの先生に変わりました。動物病院の赤ヒゲ先生のような方です。