神が下りる?
知るはずのない知識が突然頭に閃く・・・そんな経験をしたことがありますか?
何から話したら・・・っていつも要点が絞れなくて冗長になってしまうのが私の欠点なんですが。
実家で父の戸籍謄本が必要になったのです。墓地の話なんですが、元々実家では富士霊園に墓地を持っていて、亡くなった祖母やご先祖様がそこに入っています。父には兄弟もいますが、子世代の直系の男子は弟だけだったので、富士霊園の権利者は弟になっていました。
ところが昨年父が亡くなり、母が富士霊園では墓参に行けないと言う事で、実家の近所のお寺に墓地を買いました。当然、その名義も弟になったので、富士霊園は父の弟である叔父に権利の継承をお願いして了解を得ました。
私は実家から出た人間なのでその件については「そういう事になっている」としか伝えられていなかったのです。その話を聞いたのはもう1年も前のことだったのですが。
でも、墓地みたいな生活に直接関係のないものについては多忙に紛れるのか、まだちゃんと手続きができてなかったみたいなんですね。で、母が例によってブツブツと私にこぼすのです。
一昨日、実家に行った時に墓地継承のための書類を見せられました。必要書類のリストもその中にありました。
その一覧には墓地の現権利者である弟と、継承する叔父の戸籍謄本と印鑑証明の他、父の戸籍謄本も要ると書いてありました。父の戸籍謄本が必要な理由は、弟と叔父の関係を証明するためとの事。戸籍謄本には父の父(私から見ると祖父)と長男である弟についての記載があるし、叔父の戸籍謄本の「父」欄には父と同じ名前が記載されています。それで弟と叔父との関係が認められる、ということです。
まだ父の戸籍謄本は取ってないというので「それなら私が・・・」と言う事になったのが一昨日。実家がある杉並区役所の最寄りの出張所に連絡すると「お母様の委任状と窓口にいらっしゃる方の身分証明書があれば」とのことだったので、身分を証明するようなモノを携帯してなかった一昨日は母に委任状だけを書いて貰ってそのまま帰りました。
昨日の朝イチで実家へ行く前に高井戸駅そばの出張所へ行きました。母の委任状も私の健康保険証もあったので、すんなり戸籍謄本を貰えるかと思いきや・・・・
戸籍の番地は住居表示と違う事は私自身の戸籍でも知っていた事だったので、前日に母にも「ここの戸籍の番地っていくつ?」と聞いたのです。でも母は「わからない」という返事。
現住所と同じだから役所に行けばなんとかなる・・・とタカをくくっていました。ところが窓口では「こちらからお教えする事は出来ない」という返事。
「現住所と同じなんですが、旧番地なんですよねぇ。母が知らない、忘れたというものですから」と私が困り果てていたら、係の女性は「これが旧番地と新住居表示の対照表です」と見せてくれました。
現住所の同番地に該当する旧番地は10個くらいありました。順不同でばらばらの数字。全て三桁です。うちの戸籍謄本は503番地なんですが、それに似た502番地なんてのがあって、その数字も邪魔をするけど「いえ、これは三鷹の私の本籍の番地だわ」なんて言って暫く私は無言になってしまいました。
数秒の後、「あのぉ、363・・・じゃないでしょうか。」と言ったら窓口の女性が「そうです」と顔を輝かせました。私も「びんごぉ!」と嬉しい声を出してしまいました。
そこからの手続きはすんなり。10分後、私は父の戸籍謄本を手にする事が出来ました。で、その書類を確認して驚きました。弟が結婚して別の戸籍になっている事が記載されているのに、私についての記載が一切無いのです。
それで窓口の女性に聞いたら「この戸籍は昭和51年に札幌市から転籍されているので、それ以前の記載はありません。」とのこと。それで納得。私は「昭和48年に結婚しているので、実家の戸籍が札幌にあった頃だったんですね。
「では私がこの戸籍に入っていた事はなかったということ?」
「そういう事です」
ミステリーですよね。私が一度も入っていた事がなかった戸籍を窓口でちゃんと選べたという事。タイトル「神が下りる?」はオーバーかしら。
ちなみに戸籍筆頭者が亡くなっても、同戸籍に残っている人間がいると戸籍謄本は戸籍謄本のままだし、父は亡くなっても戸籍筆頭者であるという事も昨日知りました。






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